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私的な2つの戦勝記念日(1)

更新日:2023年8月21日

[2023..08.13up]


また第2次世界大戦の敗戦の日がやってきた。日本と世界中の戦没者に対して深く慰霊をしつつ、それでも2つの私的な戦勝を記念したい。


日本の国家としての罪は別として、日本人は第2次世界大戦の被害者であり、それと同等以上の加害者でもあった。

そして現時点から見ても、この戦争では社会と国民個々人の心情において、日本人は敵よりもまず自分たち自身に負けてしまったようだ。


以来70数年、日本の社会のありかたと私たちの心情は連綿と続いており、この国を支配する者たちにとって、非常に都合の良いものになっている。

その結果、今や国家が国民の収入の6割を奪っていくという絶望的な状況だ。つまり国民を守り生かしていこうなどと、これっぽっちも考えていない悪意を持った連中が自らの利益のために好き勝手に日本を動かしている。


そのような状況の中で、わたしは個人的に2つの戦争のとりあえずの勝利をささやかに祝いたい。


ひとつはウクライナの戦争を引き起こしたアメリカとNATOがどうしようもなく行き詰っていること、そして二つ目は、数年前からのコロナの騒動を自分なりに「まつろわぬ者」としてくぐり抜けたことだ。

                   (その2に続く



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