- artsdanceacademy
どこの筋肉!?①
バレエやジャズのレッスンでときどき、「この動きはどこの筋肉を使いますか?」
「どこの筋肉を使って脚をあげますか?」というような疑問を持つ人がいます。(必ずといっていいほど脚の動き限定の質問が多いのですが・・・笑)
そう言われて、ふと「どこの筋肉・・・?( ゚Д゚)?
そもそもその筋肉を伝えたらそこの筋肉を意識できるの?その筋肉だけでできるようになると思ってるかな?」と内心いろいろ考えてしまいました・・・
そして昔、自分が習っているときの頃を思い出しました。
私の場合、できない動きがでてきたとき、「私は、どこの筋力が足りないからできないのかな?」と
いう疑問を持つタイプではなく、基本的に私は、「普段先生に指摘されている注意点をクリアしていないから当然今の私にはできないよなぁ・・・」と考えてひたすら練習するタイプでした。
話を戻すと・・・
体操やスポーツ的な考え方だとどこの筋肉を使って動かすなどを考えることも大切だと思います。
バレエやダンスの場合、どこの筋肉を使って動かすというスポーツ的な考え方は変えた方がいいと思います。
なぜなら答えは・・・
・・・
1ヶ所ではないから( *´艸`)
脚1ヶ所を動かしているように感じるでしょうけど、それは大間違い!!!
さまざまなとこを使って動かしています。
また、その1ヶ所の筋肉を意識することができる人ならとっくにできているかと思いますね( *´艸`)
それに、非日常的な動きなのでやり方を知っただけで、1~2回動いただけではできるようになりません。
レッスン内のその日にできるようになりたい気持ちはもちろんわかりますが・・・
なにせ「非日常的な動き」ですからね。
そう簡単にはいきませんよ( ̄ー ̄)
ターンアウト(アンディオール)しなさい!
お尻を締めて!
お腹を締めて!
つま先を伸ばして!
背中を使って!
引き上げて!
肩を下げて!
など、ほんの一部ですが・・・普段注意されているところ意識して動かしていますか?(^▽^;)
それらを意識できるようになってくると、できる動きも増えてくるかと思います。
なーんて偉そうに言ってますが、私だってできない動きは当然まだまだたくさんあります(;´Д`)
師に向かって 「先生この動きできません!」「どうしたらできるようになりますか?」
なんて言った日には当然・・・
「そのためにその練習を何回した?どれぐらいそのことについて考えた?自分でどれだけの努力をしたのか?努力してから質問してこい!」
となりますね・・・
あ、ちなみに実話です( ̄ー ̄)
トホホ・・・ (^▽^;)
ご本人はお忘れになっているようですが・・・


