2016年から極東ロシアの先住民のダンスを求めて次の地域を訪れた。
少しずつ書いていきますので、お読みください。
カムチャツカ 2016年 秋
サハリン 2017年 秋
ハバロフスク 2018年 春・秋
スルグト(西シベリア)2019年 秋
子供の頃に福井に住んでいたことがあった。そのせいか漠然とではあるが、日本海の向う側の世界を思い浮かべることもあったような記憶がある。
自分が今暮らす日本は、日本で完結しているわけではなく、さらに東北、北海道の先の世界へと道が繋がっているのではないか。
そこでは、どのような自然のもとに、どのような人々がどのような世界を織りなして住み、どのような世界を創っているのだろうか。
小学校に入学する頃に、こういった素朴な疑問をいだき、単純な興味を感じていたものだ。
その後ダンスの仕事にたずさわるにつれ、その興味がますます大きくなっていった。
仕事柄それは民族舞踊を通して、極東地方の先住民の文化と生活の一端に触れることであった。
そのようなこともあり、2016年から2019年にかけて、ロシア極東のいくつかの地方を訪れる機会を持った(スルグトだけは西シベリア)。
各回とも10日前後という極めて限られた時間であった。
また、コンタクト先も出発前には不十分な情報しか得られず、現地での飛込みに近い強引な依頼によるものであった。かなりご迷惑をおかけしたと思う。
さらに、つたない会話力による不十分な意思疎通しかできず、情報としてもかなり断片的なものである。
そういったことをお許しいただいて、お読みいただければと思う。
この旅を支援してくれた多くの人々の好意に心から感謝する。
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