
心が感染すると
自分で考えるということができなくなり、周囲の空気に染まります。
実際にはありえない恐怖を、実在すると錯覚し、声の大きい者たちの"あいつは敵だ、やっつけろ"という声を待ち受けるようになります。
何がどう恐ろしいかを冷静に確かめることなく、ただただ騒がしい空気に染まって際限もなく恐ろしくなるのです。
この心の病を防いで人間として油断なく生きるには、次の2つのことが重要です。
すなわち、特に感染症対策だけでなく常日頃から清潔さを心がけ、また自分はいつかどこかで死ぬということを念頭に置くこと。
毎日毎日刷り込まれているので、この病原菌は肉体が感染する遥か以前に、空気感染して心に到達してしまいます。
20/03/26
